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実装機位置決め精度

引き続き誰が得するのかわからないメモ。

TM220Aは光学式位置補正がありません。そのため、購入前にもどの程度の精度でパーツを配置できるのかは気になる点の1つでした。ということで、どの程度の位置精度が出るのか試してみました。参考になる人は僅かだと思いますが、使用したデータをお見せします。1番のフィーダに1608のパーツが入っていれば試すことが出来ます。読み方、書き方はswitch-scienceのwikiのこのページに書いてあります。

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で、これを動かすとこんな感じに配置されました。例によって動作速度は50%で動かしています。

TM220A 位置決め精度

一部、0.2mmほどずれているように見えるのもあって気になるものもありますね。この辺りはリール側の隙間の都合などもありますし、ノウハウの蓄積が重要になってくる部分でしょう。ひとまず1608より大きな部品ならさほど問題なく配置できそうな気がします。

次はQFN/QFP部品の配置、でしょうか。引き続きテストしていきます。

後日追記:

気になって、とりあえず重ねてみました。こんな感じです。参考まで。

tm220a-accuracy

さらに後日追記:

1005も載せてみました。どうもこれを見る限り、設置位置がぶれる理由のうち、リールのポケットと部品の間の遊びに起因するものが大半、のような感じがします。参考まで。

TM220A-1005

 

実装機動かしました

さて、昨日に引き続き実装機の話。

早速実装機を動かしてみました。といっても、本体に付いてきたテスト用基板に両面テープを貼って、そこにテスト用データを使って動かしてみただけです。

机の強度が足りず、100%速度で動かすと机が激しく揺れて設置精度が落ちてしまいます。そのため、ひとまずこの動画では送り速度を50%にして動かしてみました。それでも24個の部品を1分ほどで載せることが出来ます。
メーカの仕様によれば、TM220Aは時間あたり7000個近くの部品を載せられるということですので、そこからするとこの動画はまだ本気の1/5程度の性能しか出せていないことになります。NYAMFGでは他の行程がボトルネックになるのでそこまでスピードを上げることもないと思いますが、たとえば1枚の基板に大量にLEDを載せるようなときにはこの性能が役に立ちそうな予感がします。

また、中国製品にありがちなことではありますがピックノズルの1つに支障がありました。どうもノズル構造のどこかに大きな気密漏れがあるようで、正常にピックしたことを検知出来ずエラーになってしまいます。うちだけでは問題箇所の絞り込みが難しかったのですが、同時に買った @ssci 氏のTM240Aをお借りして、そちらに支障のあるノズルを取り付けて動作確認をしてみたところ、同じ問題が再現したのでノズルの問題であることがほぼ確定しました。これは交換してもらう予定ではありますが、他の未開封のノズルも含めて受け入れ検査を行う必要がありそうです。

表面実装機導入しました

tm220a

Dangerous Prototypesで話題になっていた、NeoDen Tech製の表面実装機、TM220Aを導入しました。@ssci氏、@ytsuboi氏の購入に相乗りさせていただいた形です。

大変動作は速いのですが、通常の部品実装機にある位置補正用カメラがありません。位置決めがあくまでもステッピングモータのステップ数だけによるものと割り切ることでコストを下げている製品と言えます。とはいえ、通常のステッピングモータでも1回転で200ステップ程度の分解能はありますし、メーカ公称で0.5mmピッチの部品まで行けるということですから、NYAMFG製品程度のものであれば十分と判断して清水の舞台から飛び降りてみました。;-)

まずは実装品質の向上に繋がるように、しばらく機械と向き合って色々試してみる予定です。

TIPSは本サイトでも取り上げますが、まとめはスイッチサイエンスのこちらのページを参考にされると良いかと思います。

以下、開梱などなど。少し使ってみてからまた記事にしたいと思います。

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